2008年12月16日
本当に「タダが当たり前?」2つの無料サービスサイトが窮地
ITメディアの記事より。
「タダが当たり前」の時代は終わる? カフェスタが「お金払って」と呼び掛けた理由 (1/2)
「広告収入で成り立たせる無料モデルは、もう限界だ」――カフェスタの上澤馨(うえさわかおる)社長は言う。「広告モデルはバブルが作ったモデルだった」と。
カフェスタは、アバターを使ってコミュニケーションできるSNSで、登録会員数は約178万、月間ユニークユーザーは50~60万、月間ページビューは約8000万。基本サービスは無料で利用できる。
画像 カフェスタトップページ。大きな広告バナーが入っている主な収入源は広告で、以前は月間数千万円の広告収入があったが、ここ最近の不景気で出稿が激減したという。アバターも販売しているが、無料のポイントで手に入るものも多く「月間数百万程度の収入にしかならない」状態。かなりの赤字が出ているという。
赤字を解消し、運営を継続するには――同社が採ったのは、なりふり構わずユーザーに訴えかけるという手段だ。Webサイトの「お知らせ」やメールマガジンで「現在の収益のままではサイトの運営を停止せざるを得ない状況」と告白し、会員に対して「今後も継続運営するために、パスポート会員(有料会員)になっていただくか、アバターなどのお買い物をしてもらえないか」と呼び掛けた
難しい問題ですが、本来お金が一切掛からないサービスというものは世の中に存在せず、今までは広告主が広告費を支払うことでいることで無料だったが、広告が無い以上ユーザーに運営費をまかなってもらおう、ということです。
ただユーザーからすると、元々有料のサービスとして納得して使い始めたのであれば話は別だが、無料のサービスであったからこそ使い始めた、有料のサービスであれば最初から使わなかった、という意見も、もっともです。
またこちらはサイト閉鎖のニュースが。
「Shockwave」サービス終了 開設から9年、業績悪化で
ショックウェーブエンターテインメントは、ゲーム配信サイト「Shockwave」など同社が運営するほぼすべてのサービスを、来年1月末までに終了する。「市場環境が悪化し、業績が悪化したため」としている。
「Shockwave」は、Shockwave形式のゲームやアニメの配信サイトとして2000年7月にオープン。その後Flashゲームやアニメの配信、オンラインゲーム配信も始めた。同社はShockwaveブランドで、携帯電話向けゲームの配信も行っている。
以前「ある程度は会員がいるが、採算の取れていない無料サービスサイトの運営がいちばんきつい」ということを聞いたことがあります。辞めるに辞めれず、維持費だけがかさむ。特にさまざまなサービスがあり維持費がかかるようなケースは大変でしょう。
無料モデルが崩壊しつつある今、カフェスタのように「有料化に切り替える」またはショックウェーブのように「負債が増える前に辞めてしまう」
どちらにしても厳しい選択ですね。
ただ「お金を払ってでも使いたい」というサービスが一体どれぐらいあるのでしょうか。 企業はもっともっと楽しさを提供する努力も必要です。
- by smilevision
- at 01:08